キミ・ライコネン(ロータス)が、5日(木)にロータスのファクトリーを訪問。ロータスのコックピットに座ったものの、「少しコックピットが狭く感じた」と語っている。
2007年のF1チャンピオンであるライコネンは、2009年にF1を引退。当時は、F1に対するモチベーションが低下していたとの指摘もある。その後、WRC(世界ラリー選手権)などで戦っていたライコネンだが、今季にロータス・ルノーGPからチーム名を変更するロータスでF1復帰を果たすことが決定した。
しかし、F1を離れていた2年間にライコネンは見た目にも体重が増えており、クルマの重量配分などの観点からも体重はできる限り軽い方が良いとされるF1ドライバーとしては太りすぎたとの意見もある。F1復帰に向け、ライコネンがダイエット中だとの情報もあるが、元F1ドライバーであるゲルハルト・ベルガーは「ウオツカをやめるべき」とアドバイスした。
これに対しライコネンは、次のように反論している。
「僕の復帰について、メディアでいろいろなことが言われているし、うわさもたくさんあるようだね」
「そんなもの、僕には何の影響もないよ。くだらないことを耳にすることもあれば、好意的なものを目にすることもある」
「みんなが何を言っているか、何を考えているかなんて真剣に確認したことはない。僕は自分のやるべきことをやる。僕自身が満足すること、それが僕にとって一番大切なんだ」
このように語っているライコネンだが、5日(木)にはロータスのファクトリーを訪れていた。そこでロータスのコックピットに座ったが、その感想について次のように話している。
「初めは変な感じがした。少しコックピットが狭く感じたんだ。でも、それは正常なことだよ。初めてクルマに乗ったときは少し変な感じがするけど、すぐに慣れる」
「レースに復帰できてうれしいよ」