2011年シーズン中途でロータス・ルノーGP(現ロータス)から放出されたニック・ハイドフェルドだが、今年はF1以外の場でレーサーとしてのキャリアを継続してゆくことになりそうだ。
ハイドフェルドは、昨年シーズン開幕前にラリーの事故で大けがを負ったロバート・クビサの代役としてロータス・ルノーGPから出走したものの、第11戦ハンガリーGPを最後にシートを失っており、F1でのキャリアは12年で合計183レースに出走、という記録で終わってしまうことになりそうだ。
スイスの『Speed Week(スピード・ウィーク)』誌は、ハイドフェルドが今季、新しくスタートするFIA世界耐久選手権に「アングロ・スイス・レベリオン・レーシング・チーム」から参戦することになると報じている。
ハイドフェルドは、有名なル・マン24時間レースを含め、スパ・フランコルシャンやセブリングで行われる耐久レースにローラ製のプロトタイプ車両で出走することになる見込みだ。