元F1ドライバーのルーベンス・バリチェロが、アメリカで人気のモータースポーツであるインディカーへの参戦を3月1日(木)に発表する予定だ。
これは『O Estado de S.Paulo(オ・エスタド・ジ・サンパウロ)』紙が報じたもので、バリチェロ側は300万ドル(約2億4,000万円)のスポンサー料を用意し、インディでのシートを確保したようだ。
19年間を過ごしたF1を離れたバリチェロは、自身と同じくブラジル出身であるトニー・カナーンが所属するKVレーシングと契約したという。KVレーシングは、昨年まで佐藤琢磨が所属していたチームだ。
バリチェロのスポンサーであるブラジル・マシナリー(BMC)は、2012年シーズンもバリチェロをF1に残すべく2011年シーズンまで所属していたウィリアムズに350万ドル(約2億8,000万円)を提示したが、ウィリアムズ側はバリチェロと同じブラジル人でより資金力豊富なスポンサーを持つブルーノ・セナとの契約を選んだと『O Estado de S.Paulo(オ・エスタド・ジ・サンパウロ)』紙は伝えている。