セルジオ・ペレス(サウバー)は悪天候での戦い方を小さな頃に学んだのだ、とペレスの父が明かしている。
メキシコ出身で22歳になるペレスは、スコールに見舞われたマレーシアGPで勝利への執念と共に素晴らしい走りを見せ、一躍フェラーリの2013年ドライバー候補の筆頭に躍り出た。
「雨の中で速く走る技術は、セルジオが小さな頃に磨いた才能だ」とセルジオの父でメキシコF3チャンピオン経験者のアントニオ・ペレスがフランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』に語っている。
「セルジオは6歳の頃から兄アントニオ(NASCARドライバー)と共に、グアダラハラの雨季が降らせる集中豪雨の中でカートの経験を積んできたのだ」と父が明かした。