29日(日)のハンガリーGP決勝後、ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)は将来に向けての手応えを感じていたようだ。
セナは今シーズンの前半戦で苦戦を強いられていた。そんな中パッドクでは、ウィリアムズの株式の一部を保有しているトト・ヴォルフがマネジメントを行っているバルテリ・ボッタスが2013年に確実にレースドライバーとしてのシートを手にするだろうといううわさが広まっている。
しかし、セナはハンガリーGPの予選で自身にとって2012年初となるQ3進出を決めた上、スペインGPを制したチームメートのパストール・マルドナードを上回る7位でチェッカーフラッグを受けた。
「チームは僕のレースに満足していたよ。フランク・ウィリアムズ(ウィリアムズ代表)が来て、僕の進歩に満足していると言ってくれたんだ」というセナのコメントを『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』紙は掲載している。
また同紙によると、セナの8月の休暇はモナコの自宅に戻る前に、ブラジルの家族のもとを訪れることから始まると報じている。