2013年、F1に乗れそうな新人ドライバーは? クリスチャン・ホーナー(レッドブル)によると、それはブラジル人のルイス・ラジアだという。
ラジアは現在23歳で、わずか1戦を残すのみの今季GP2(F1への登竜門とされる直下のカテゴリー)で首位ダビデ・バルセッキを追う、ランキング2位のドライバーだ。
9月11日(火)から3日間の日程でフランスのマニ-クール・サーキットで行われたF1若手テストで、ラジアはフォース・インディアのマシンに乗った。
またGP2においては、ホーナー所有のチーム、アーデンに所属しているのだ。
「ラジアには、来年F1に乗ってほしいね」と、ブラジル『Totalrace(トタルレース)』に語るホーナー。
GP2より下位カテゴリーのGP3においてラジアは、マーク・ウェバー(レッドブル)と組んでMWアーデンというチームも運営している。今季はニュージーランド人ドライバーのミッチ・エバンスを擁し、シリーズ総合優勝を果たしたばかりだ。
レッドブルのチーム代表職をこなしながら、アーデンでホーナーはどのような立場にいるのだろうか? 「私の仕事は非常に限られたものだ。今もチームオーナーだが、(マクラーレンに例えると)ロン・デニスに少し似ているかな」と、ニッコリ笑うホーナーだった。