2日(火)東京都内で開かれたピレリの記者会見に、スペシャルゲストとして世界で活躍するフィギアスケーターの安藤美姫選手が出席した。白地の着物で登壇した安藤選手は、昨年の日本GPを鈴鹿サーキットで観戦していた。
ピレリジャパン代表取締役社長マルコ・エッリから昨年の日本GPについて感想を聞かれた安藤選手は、「私自身いつも氷の上で競技をさせてもらっていいます。外の競技、特にF1のレースを見させて頂くのは初めてでした。最初はテレビから感じられないタイヤの削れる音とか、(クルマの)爆音にすごくびっくりしました。でも決勝では、レースの迫力とか選手とチームの団結力とか、小さなミスが結果につながるんだなって、いろんな勉強をさせてもらいました」と振り返った。
昨年の日本GP決勝直前にグリッドで観戦していた安藤選手は、エンジンに点火され各車のエンジン音が甲高く鳴り響いた瞬間、音にびっくりしたようだ。ピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーは、安藤選手が思わずに自身に抱きついてきたことを明かしていた。
2010年から安藤選手とピレリはパートナーシップを結んでいる。