2013年のマクラーレン加入が発表され、ファンを驚かせたセルジオ・ペレス(ザウバー)だが、ペレス離脱後もスポンサーのテルメックスはザウバーに残ることが明らかになった。
昨年ザウバーからデビューしたペレスは、メキシコの億万長者カルロス・スリムの支援を受けてシートを獲得したのだ。
ペレスのマクラーレン移籍に合わせてスポンサーのテルメックスもマクラーレンに移ると考えられていたが、テルメックスの競合企業ボーダフォンはマクラーレンのタイトルスポンサーだ。
ボーダフォンを追い出す形でのテルメックス採用のうわさがでたが、ザウバーのCEOモニシャ・カルテンボーンは5日(金)にテルメックスのチーム残留を発表した。これにより、ペレスと同じメキシコ人で21歳のエステバン・グティエレスのザウバー入りが有力視され始めている。
ペレス移籍についてカルテンボーンはこう語った。「ペレスの移籍はテルメックスから聞いていました。また、テルメックスはザウバーと長期的な関係を望んでおりペレスの移籍は(ザウバーへのスポンサー活動に)影響しないと連絡をもらっています」