ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)が15日(木)、キャデラックのエントリー・ラグジュアリー・スポーツ・セダンと位置づける「ATS」を発表した。
ATSは、軽量化を行った1,580kgのボディーに2リッターの直列4気筒ターボエンジンを搭載。「V6の滑らかさと4気筒の燃費を目指し、ダウンサイジングされた高効率パワー」とGMは自信を見せている。50:50の重量配分にするなど、ニュルブルクリンクで走行性能を高めた。駆動方式は後輪駆動で、変速は6速オートマチック。
また、ラグジュアリーカーらしくパフォーマンスだけではなく、装備面も充実。CUE(キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス)と名付けられた情報やエンターテインメントシステムを操作する統合的インターフェイスも搭載。BOSEのサラウンドシステムによるノイズキャンセルなども採用された。
デザイン、パフォーマンス、テクノロジーの3ポイントにフォーカスしたというキャデラック「ATS」は、ラグジュアリーとプレミアムの2モデル展開。ラグジュアリーは2013年3月発売で439万円、プレミアムは2013年5月発売で499万円となっている。