レクサスは、米国デトロイトで開催されている2013年北米国際自動車ショー(一般公開19~27日)において、フルモデルチェンジした新型スポーツセダン「IS」を発表した。また、新たにハイブリッドモデル「300h」もラインアップに加えられている。
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・【写真ギャラリー】新型レクサス「IS350」
・【写真ギャラリー】レクサス「IS300h」
新型ISは、従来のスポット溶接とレーザー溶接の長所を兼ね備えた「レーザースクリューウェルディング」や「構造用接着剤」など新技術の投入によりボディー剛性を高め、優れた操縦性・走行安定性を実現。また、ハイブリッドモデルの300hには、新世代直噴技術「D-4S」を搭載した2.5リッターエンジンが新たに採用され、走行性能と環境性能を高いレベルで両立した。
新型ISには、スポーティーバージョンである「Fスポーツ」も設定。こちらには専用の内外装デザインが施されるほか、専用チューニングによるサスペンションや、2シータースポーツ「LFA」から受け継がれた可動式メーターや新工法「表皮一体発泡」を採用したスポーツシートなどの専用装備が装着される。また、IS350には8速オートマチックトランスミッションも新たに採用されている。
エクステリアは、レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」や、ヘッドランプユニットから独立させL字型を強調したクリアランスランプを採用したほか、シャープな面構成で力強さとスポーティーさを強調。インテリアは、室内空間を拡大し、後席居住性を向上させるとともに、水平基調のインストルメントパネルの採用や、運転席まわりを操作のしやすさに配慮したレイアウトとするなど、快適性とデザイン性の両立が図られた。
なお、新型ISの国内での発売は、2013年春が予定されている。