レクサスは、「HS250h」をマイナーチェンジし、24日(木)に発売した。価格は410万円から552万円となる。
今回の改良では、レクサスのデザインアイコンである「スピンドルグリル」を導入するとともに、L字型デザインを取り入れたLEDフォグランプを採用するなど、フロントデザインを一新。さらに、車高が10mm下げられことで、低重心で踏ん張り感のあるスタイリングとされている。
インテリアは、上位グレード車にエクリュ、ブラック&ガーネットなどの内装色を新たに採用したほか、オーナメントパネルには環境負荷を抑制する天然素材バンブーや、匠(たくみ)の技を生かした縞杢(しまもく)が設定されるなど、自然や人との調和を演出するデザインに変更された。
また、吸・遮音材の追加や材質変更などにより、快適性の基礎となる静粛性を大幅に向上。さらに、スポット溶接打点の追加によりボディー剛性を強化するとともに、車体の前後にパフォーマンスダンパーを採用することで、操縦性・走行安定性の向上と、よりなめらかな乗り心地を両立させている。
走りの面では、ドライブモードセレクトに「スポーツモード」を設定。力強い加速性能に加え、電動パワーステアリングの特性変更による機敏な走りを実現しながらも、ハイブリッドシステム制御の見直しや充電効率の改良などにより燃費も向上させ、20.6km/リッター(JC08モード)を実現した。
このほか、紫外線や赤外線を遮断し、エアコン負荷を抑えて燃費向上にも寄与するはっ水機能付スーパーUV・IRカットガラスの採用や、従来型に対しイオン発生数が約20倍となるプラズマクラスターを上位グレードに設定するなど、快適装備も充実化が図られている。
<「HS250h」の価格>
HS250h/410万円
HS250hバージョンC/436万円
HS250hバージョンI/470万円
HS250hバージョンL/552万円