フェラーリ史上初のハイブリッド・エンジンを搭載した世界限定生産スーパーカーである「ラ・フェラーリ」が日本に初上陸。この初上陸を記念して、都内で「ラ・フェラーリ・ジャパン・プレミア」が行われ、初披露された。
「日本は、スーパーカーにおける長い歴史と深い認識を持っています。この新しい『ラ・フェラーリ』は、間違いなくプランシング・ホース(跳ね馬)史上最もパワフルなスーパーカーです。この究極のフェラーリを、フェラーリを愛するオーナーの方々に対して、ここ日本で披露できることを心からうれしく思います」とフェラーリ・ジャパンのプレジデント&CEOハーバート・アプルロスはコメントした。
ラ・フェラーリは、GTカーおよびF1マシンの開発における最高峰の技術を市販車にフィードバック。これら最先端のテクノロジーにより、フェラーリの市販車としては、今までに生産したモデルの中でも最もアグレッシブなパフォーマンスを発揮し、さらに先進的で革新的なテクニカル・ソリューションを装備する。これらのテクノロジーは将来、ほかのモデルにも採用される予定だ。
ラ・フェラーリは、妥協しない高性能車を生産するというフェラーリの伝統に基づき、限定499台のみ生産される。
プレミアでは、特別に招待された80名以上のフェラーリ・オーナーおよびゲストが来場し、日本で初めてとなる「ラ・フェラーリ」の登場を楽しんだ。招待されたゲストは、黒と赤で統一された異空間にいるような演出の通路を通り抜け、フェラーリのスーパーカーの歴史を飾る「288GTO」、「F40」、「F50」および「エンツォ」が展示されたスーパーカー・クロニクルのエキシビションも楽しむことができた。
その後、史上初のハイブリッド・システムに採用されている最新テクノロジーに関するプレゼンテーションが行われ、バックステージかと思われていたスペースの幕が開くと、突然ベールをまとったラ・フェラーリがゲストの目の前に現れ、迫力のある音と光で演出されたドラマチックなアンベールが行われた。