チームメートであるニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)の速さに追いつこうと試行錯誤中のルイス・ハミルトンにとって、ブレーキが最大の問題であることが判明した。
3戦連続でポールポジションを獲得し、F1モナコGP(26日実施)では今季初優勝を果たしたロズベルグ。絶好調のチームメートを前に、ハミルトンは巻き返しを心に誓ってモナコを後にした。
ハミルトンはフランス紙『L'Equipe(レキップ)』に対し、今季のメルセデスAMGと昨季ハンドルを握ったマクラーレンのクルマに見られる最大の違いは、ブレーキだと述べた。
「マクラーレン時代は、クルマの中で100パーセント自信を持っていた。いまはその自信を取り戻そうと取り組んでいる最中さ」
「セットアップとブレーキが、マクラーレンのときとかなり違うんだ」
「これは全般的な印象だから説明しづらいけど、とにかく、集中力が問題なのではなく、クルマの中で昨季ほど自信を持てていないのが原因ってことさ」とハミルトンは説明した。