ロータスのシートを巡り、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)とパストール・マルドナード(ウィリアムズ)の名が有力候補として挙がっている。
ロータスは、クァンタムと名乗る投資家集団との契約を発表したが、この計画は頓挫のうわさもある。もしそうなった場合、ヒュルケンベルグのシート獲得は難しくなり、母国ベネズエラのPDVSAから強力な支援を得ているマルドナードが最有力候補になる可能性もある。
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』紙は次のようなヒュルケンベルグの言葉を掲載している。
「僕は韓国で10月末までにニュースがあるかもって言った。でも今は頭痛もないし、不眠症になることもない」
一方、マルドナードはインドのパドックで厳しいメディアの対応に追われている。ベネズエラでは汚職事件の捜査が進んでおり、積極的に行われていたモータースポーツ選手への金銭支援が凍結されたという。
マルドナードは「間違いなく僕は走り続ける。ウィリアムズ残留であろうと、移籍であろうと、僕は走り続けるよ」とマルドナードは語っていた。