BMWグループは、今月23日(土)から12月1日(日)まで一般公開される「東京モーターショー2013」(東京ビッグサイト)において、最新型「ミニ」を世界初公開する。
新型「ミニ」は、これまでのモデルに比べて一回りボディーサイズが大きくなり、ホイールベースや前後のトレッドも広げられたことでコーナリング時の俊敏性や快適性が改善されている。パワーユニットは、ターボ過給システム、ガソリンダイレクトインジェクション、吸排気カムシャフトの可変制御システムであるダブルヴァノスに加えて、無段階可変バルブタイミングシステムであるバルブトロニックが採用された新開発エンジンを搭載。標準装備のギヤボックスは6速MTだが、オプションで6速ATも提供される。
エクステリアは、これまでの伝統的なプロポーションを受け継ぎながら、ミニ伝統のデザインエレメントである六角形のラジエターグリルや、サイドスカットル、丸型ヘッドライト、垂直に切り立ったリアライト、そしてボディー下部を囲むように配されたブラックの帯にも新たな解釈が加えられている。新型「クーパーS」にはこれに加えて、ハニカムデザインのラジエターグリル、ボンネット中央のエアインテーク、ロアーエアインテークに組み込まれたブレーキ冷却用エアダクト、中央にエグゾーストテールパイプを配した専用リアエプロンなどが採用され、一層精悍(せいかん)さが強められたデザインとされた。
インテリアでは、メーターパネルに変更が加えられ、丸型メーターを少しずらして横に並べたレイアウトによってエンジン回転数と車速、燃料計が表示される形とデザインを採用。スピードメーターの文字盤の内側にはカラーディスプレイが組み込まれ、ドライバーアシスタントシステムからのメッセージや車両のステータスが表示されるなど、先進的なシステムも装備。また、室内には随所に高級感のある素材が用いられ、上質感も向上されている。
このほか、東京モーターショーには、2シーターオープンモデルの「ジョン・クーパー・ワークス・ロードスター」や、高級感あふれるデザインモデルである「クラブマン・ボンド・ストリート」、さらには、最新の四輪駆動モデル「クーパー・クロスオーバー・オール・フォー」など、多彩なモデルの展示が予定されている。
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