来季ウィリアムズへの移籍が決まっているフェリペ・マッサが、2013年シーズンの予選を振り返って、チームメートだったフェルナンド・アロンソよりも「速かったわけではないにしろ、同じくらい速かった」と主張した。
最終的に、マッサが獲得したポイントはアロンソの半分にも満たず、マッサはついにこれまで8年間在籍していたフェラーリのシートを失うこととなった。
だが、フェラーリは、マッサを放出したことに関して、マッサにはアロンソのF1タイトル争いを一貫性をもって支援することができなかったためだと説明していた。
しかし、マッサ自身は、2013年シーズンはアロンソに匹敵する力を発揮できたと考えている。マッサは、次のように続けた。
「もちろん、フェルナンドはとても強いレースドライバーだ。とりわけ、選手権の序盤数戦においてはね」
「予選はタイトル争いの上ではそれほど重要なものではなかったにしろ、僕は、少なくともアロンソと同じように速かったよ。彼より速くはなかったとしてもね」
「でも、戦略や、トラフィック(コース上でほかのクルマにつかえてしまうこと)、ピットストップといったような、ほかの要素によって僕はツキに見放されてしまったんだ」
「フェルナンドはチャンピオン争いができ、僕はそうではなかったということは、彼が戦略面で優位に立っていて、それがトップの位置を狙うための能力に影響を及ぼしたんだ」