ゼネラルモーターズ(GM)が、新型キャデラック「ATSクーペ」を発表した。
ATSクーペは、エントリー・ラグジュアリー・セグメントをリードする抜群のパワー・ウェイト・レシオと、軽量かつ強靭なボディー構造により、優れた走行性能を実現するとGM側は自信を見せる。
グローバルキャデラックのチーフ・マーケティング・オフィサーであるウーヴェ・エリンガハスは、「キャデラックATSクーペは、ブランドのラインナップにおいて、自然な流れであり、私たちのターゲット・グループである若い世代のドライバーを拡張するため、運転することの楽しさや最先端技術を有する商品であることを明確に区別できる商品です。このクーぺはワールドベストに匹敵するスポーティで、洗練されたドライビング体験を提供し、このクラス独特のアメリカンなクルマです」と述べた。
搭載されている2リッターターボエンジンは、現在のキャデラックATSスポーツセダンからトルクが約14%アップグレードされ、295 lb-ft(400 N・m)を発揮する。
キャデラック・エグゼクティブ・チーフ・エンジニアのデビッド・レオーンは、「重量の軽減によるパワーは、パフォーマンスのためのより良い組み合わせであり、キャデラックATSクーペは、セグメントにおいて最高のパワー・ウェイト・レシオを提供します。エンジニアは、キャデラックATSのレーストラックにおけるパフォーマンス、そして、徹底的な検証からクーペの利点を吟味し、キャデラックのトレードマークである“優雅さ”に、全てを調和させています」と述べた。
ATSクーペは、日本市場への導入も決定。導入時期は現在未定となっている。