先週F1テストが行われたバーレーンで新予選フォーマットが話し合われ、各チームの代表によって承認されたようだ。
今季から予選をより盛り上げる方法として、Q3へ進出したドライバーには、Q3でのみ使用できるタイヤを1セット追加で供給する案が出ていた。これは、タイヤを温存するためにQ3の走行を控えることを防ぐためのものだ。
また、Q3に進んだドライバーもQ2で最速タイムを記録したタイヤで決勝をスタートすることになり、Q3でも遠慮なく攻めることができる。さらに、予選におけるタイヤ温存への対策として、Q2で敗退したドライバーにも決勝でオプションタイヤを1セット追加で供給するとされていた。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によると、バーレーンでの会合で各チーム側は新フォーマット案を承認、ルール変更のため世界モータースポーツ評議会へ提出されるという。
「今週中にも結果が出る可能性がある」とミハエル・シュミット記者は伝えている。シュミット記者は、今回の案がF1のオーナー企業CVCの責任者ドナルド・マッケンジー考案のため、最終的な承認を得ることはほぼ間違いないとも報じた。