レクサスが第84回ジュネーブモーターショーに、2014年後半発売予定の新型スポーツクーペ「RC Fスポーツ」を出展する。
RC Fスポーツは、昨年の東京モーターショーにおいて発表したRCのスポーティーバージョン。RC Fから継承した“F”の文字が浮かぶ専用スピンドルグリルは、グリル上部のシンプルなメッシュパターンが下部に向かうにつれ、"F"字型を形成する独自のデザインとなっている。
また、専用デザインを施した19インチのアルミホイール。切削加工とダークメタリック塗装の2組の10本スポークで構成された立体的な造形が特徴。2シータースポーツLFAの意匠・機構を受け継ぐ可動式メーターや、パーフォレーション付本革ステアリングホイールとシフトノブなど専用装備を採用。ボディーカラーにはホワイトノーヴァガラスフレークのほか、新規開発のブルー、オレンジ、そして室内色にはダークローズの専用色を設定する。
パフォーマンス面では、専用チューニングを施したサスペンションを採用。さらに、ショックアブソーバーの減衰力を最適に電子制御するNAVI・AI-AVSにより、さまざまな状況に応じた乗り心地と操縦安定性を両立した。RC350 Fスポーツには、車速やステアリング操作などに基づき4輪のタイヤ切れ角を最適に制御するLHDを設定し、中・高速域での卓越したアジリティ(俊敏さ)や抜群の走行安定性と、低速域での取り回しの良さを実現している。