セパン・インターナショナル・サーキットで開催中のF1第2戦マレーシアGP、予選を終えたジェンソン・バトン(マクラーレン)は次のようにコメントした。
【結果】F1マレーシアGP予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数
■ジェンソン・バトン(フリー走行3回目21番手/予選10番手)
「Q3で、インターミディエイトで行こうという判断は僕がしたものだ。いつもそういうことは自分で決めるし、たいていはうまくいくんだけどね。でも、今日は間違えたよ」
「フルウエットタイヤで誰よりも十分に速く走れるときであれば、わざわざインターミディエイトで走ろうなんてギャンブルをする意味はないよ。でも、トップ10の下のほうで戦っているときには、それを試して様子を見る価値はある。それに、あの予選最後のセッションに入るときにはコンディションがまたインターミディエイトに合う状況に向かっているように見えたからそうしたんだけど、また雨が降ってきてしまった」
「でも、変な話だけど、僕は自分が間違った判断をしたことにそれほどがっかりはしていないんだ。もし別の判断をしていたところで、2つか3つ順位を上げられてかどうかってところだし、僕はそういう順位を目指していたわけじゃないからね。だから、あそこでギャンブルをする価値はあったんだ」
「それに、もし明日もウエットになれば、誰にとっても厳しいものになる。こういうコンディションではタイヤはまったくグリップしないんだ。昨年に比べるとどのクルマもダウンフォースが小さくなっているからね」
「明日何が起きるかなんて誰にも分からない。でも、ひとつだけみんなが分かっているのは、もし雨ならすごく難しいレースになるっていうことさ」