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【訃報】レーシングドライバー山路慎一氏

2014年05月26日(月)21:57 pm

GTなどで活躍していたレーシングドライバー山路慎一氏が26日、病院で亡くなった。享年50。

最近は富士スピードウェイやD1GPの競技長を務めていた山路氏だったが、病気療養中で、レーシングドライバーに3度復帰していた。

多くの人に愛された山路氏が賞賛されている行動をご紹介します。
1998年5月3日、富士スピードウェイで開催された全日本GT選手権。 雨で視界が遮られている中、フォーメーションラップ中に太田哲也氏のフェラーリがクラッシュし炎上。太田氏は炎上するフェラーリの中に閉じ込められ自力で出ることができなかったが、すぐさまマシンを止め、ライバル関係だった太田氏の元へ真っ先に駆けつけたのは山路氏だった。 この救助活動の開始がもう少し遅れていたら、太田氏の生命も危ぶまれていたと考えられています。

先週、山路氏が更新したブログでは、「レースの発展」、「安全性」について強く意識していたのがよくわかります。その一部をご紹介します。

先週19日(月)更新のブログ
「競技長」らしい発言を残し、『安全性』を徹底的に追求していた姿勢が表れています。

■サポートレースがいいね!
『86/BRZ レースが面白かったようだ。
争いも激しく、接触が沢山あったと報告を受けている。
最後まで調査して、間違いの無いように。
見逃すと大変な事故につながりますから!
遠慮無くお知らせ下さい(笑)』

20日(火)更新のブログ
『レース界の発展』を願っているコメントを残していました。

■大金星
『レースが盛り上がるには若くて速いドライバーが出てこないと!
若い選手にチャンスを沢山作りましょう!』

24日(土)更新のブログ
最後のブログでは、『絆、愛信じれます』。

■浜岡原発
『司法が初めて原発再稼動を否定した。

裁判官が、ハッキリと、お金の問題は安全の確保が出来るまで、認められない、と言っていた。
生まれて初めてまともな裁判官に出会った。

正しい人は心にすんなり入って来ますね(笑)

絆、愛信じれます。

こう言うNews をTV で沢山やって欲しいです(笑)』

【公式ブログ】山路慎一の説教部屋

山路慎一 公式Twitter

山路慎一 - Wikipedia

山路慎一さんのご冥福をお祈りいたします。

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