ホンダが2015年の発売に向け、開発を進めている次期アキュラNSXがニュルブルクリンクでテストしている様子がスパイ撮影された。
スパイ撮影に成功したのは『AutoGuide.com』だ。2012年のデトロイトショーでデビューしたアキュラNSXコンセプトのデザインと95%同じだが、フロントバンパー、ボンネットなどいくつかの変更がされテストしている模様を公開している。もちろんディテールが見えにくくなるような、テスト車におなじみの白黒柄をまとっている。
次期NSXは、高効率・高出力の新世代ハイブリッドシステム「スポーツハイブリッドSH-AWD」を搭載。これは、ツインターボの直噴V6ガソリンエンジンをミッドシップに搭載し、エンジンパワーをアシストするモーターと、前輪左右のホイール内に搭載されるインホイールモーターを組み合わせたパワーユニットだ。前輪はインホイールモーター、後輪はV6エンジンで、地面にそのハイパワーを伝えるトランスミッションは、7速デュアルクラッチとなっている。
次期ホンダ(アキュラ)NSXは、フェラーリ(Ferrari)458、マクラーレン(McLaren)4-12C、アウディ(Audi)R8、ポルシェ(Porsche)911をベンチマークした価格帯、約800万円~1,800万円あたりと予想されるが、このパフォーマンスにしては「お値打ち」なスーパーカーになるとアキュラの担当者は語っている。
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