2015年からマクラーレンと組んでエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たすホンダだが、そのテストドライバー候補者として現インディカードライバーの名前があがっている。
アメリカの『racer.com』が報じたところによれば、現在シュミット・ピーターソン・モータースポーツからインディカー・シリーズに参戦しているフランス人ドライバーのシモン・パジェノーが、来シーズン開幕前のF1テストを担当することに関して交渉が行われているという。もちろん、シュミット・ピーターソン・モータースポーツのインディカーは現在ホンダエンジンを搭載している。
パジェノーは、これに関して次のように語った。
「何人かの人たちと連絡を取り合っているし、いくつかいい兆しも見えてきているよ。だから、どうなるか様子を見よう」
ホンダがF1カーでのテスト実施に関して後押しをしてくれるのか、と尋ねられたパジェノーは笑いながら次のように答えた。
「そうであることを期待しているし、そうしない理由はないよね?」
30歳となるパジェノーは、今季インディカーで2勝をあげており、現在タイトル争いの4番手につけている。伝えられるところによれば、シュミット・ピーターソン・モータースポーツとの現在の契約は今季までとなっているようだ。