F1ベルギーGP2日目を終え、フェラーリのフェルナンド・アロンソとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■フェルナンド・アロンソ「タイヤはソフトを中心に」
フリー3/6番手
予選/4番手
「今日の予選はうまく行ったと思う。ただし毎回走るたびにコンディションが読めなかったうえ、路面からどれだけグリップが得られるか手探りだったから、簡単ではなかった。予選4番手はすばらしい結果だ。明日はとても面白いレースになると予想できる。今日は空力の形をいろいろと試したよ。僕らが競争力ありそうにみえたとしたら、もしかすると、いくつかのチームよりうまいこと空力を使いこなしたからかもね」
「雨で助かった面もあるけれど、ドライで行った金曜日の長距離走でいいペースをつかんだよ。明日のコンディションがどうあれ、とにかく完ぺきにレースを運ぶことだ。そして何よりも正しいタイヤ選択を行うことさ。どのコンパウンドでも新品をだいじに取ってある。それからドライの二種類のうち、ソフトでスタートして序盤を戦うのがベストだと思う。ミディアムは少しスピードが劣るんだ。でも性能低下の具合はソフト並かな。レースではなるべくミディアムを使わないようにすべきだ。そしてココというタイミングで履き替えるのさ」
■キミ・ライコネン「あすは順位アップに集中」
フリー3/4番手
予選/8番手
「金曜日に予想外の出来ごとが多く起きたから、けさは何ごともなくハンドリングにも満足だった。午後は雨が降ってきて、何もかも読めなくなった。マシンはやたらスライドするし、一周をまとめるのは簡単じゃなかった」
「Q3の最終アタックはベストを尽くしたつもりだが、いくつかミスしてそれが順位に影響した。少しガッカリしているが、今は明日のレースのことしか頭にない。長丁場で、天気もどうなるか分からない。がんばってなるべく多く順位を挽回する。ただそれには正しい局面で正しい選択をすることが非常に重要だ」