ドイツの『Bild(ビルト)』紙が、女性テストドライバーであるスージー・ヴォルフが、2015年までウィリアムズとの契約を延長することになると報じた。
31歳となるヴォルフは、今季ウィリアムズのテストドライバーとなり、これまで2度金曜フリー走行への出走も経験している。
『Bild(ビルト)』によれば、そのヴォルフとウィリアムズの「2015年の契約はもうすぐ結ばれる」と書いている。
かつてDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)やF3で活躍していたヴォルフの夫は、元ウィリアムズの取締役であり、現在はメルセデスのモータースポーツ責任者を務めるトト・ヴォルフだ。トトはいまだにウィリアムズの株主でもある。
ウィリアムズではすでに現在のドライバーラインアップであるフェリペ・マッサとバルテリ・ボッタスの続投を正式に発表しており、レースシートにもはや空きはない。『Bild(ビルト)』によれば、ヴォルフは2日間のテストと、また2回金曜フリー走行への出走を行うことが含まれた契約となるだろうとしている。