スペインの若手ドライバーであるダニエル・ジュンカデラが、ブラックリーにあるメルセデスAMGの最新式シミュレーター作業を担当していることを明らかにした。
昨年はフォース・インディアの控えドライバーを務めていた24歳のジュンカデラだが、今季はメルセデスのワークスチームからDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)に参戦している。
だが、そのジュンカデラが週に2日ほどメルセデスAMGのファクトリーで過ごしていることはあまり知られていない。
ジュンカデラは母国スペインの『Marca(マルカ)』に次のように語った。
「2014年の終盤に、彼ら(メルセデスAMG)は10人か12人ほどのドライバーをテストしたんだ。シミュレーター作業を分担させるためにね」
ジュンカデラによれば、今季メルセデスAMGのシミュレーター作業は、彼以外にパスカル・ヴェアライン(メルセデスAMG/控えドライバー)やアンソニー・デビッドソン(元F1ドライバー/現WECトヨタチーム)、そしてメルセデスAMGのタイトルスポンサーであるペトロナスの支援を受けるマレーシア人ドライバーのジャズマン・ジャーファーなどが担当しているという。
さらに、それ以外にも匿名にしておくべきドライバーがもうひとりいるとジュンカデラは付け加えている。
ジュンカデラは、メルセデスAMGのシミュレーター作業について、次のように語った。
「僕は週に2回行っているよ。精密度は非常に高いし、かなりの予算がつぎ込まれてきている。心理的にも身体的にも、かなりの激務だよ」