元F1ドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデがピレリと契約、テストドライバーになった。
ヴァン・デル・ガルデは30歳。2013年にケータハム(現在は解散)からF1にフル参戦している。さらに、記憶にあたらしいのは今年の開幕時、ザウバーを相手取って裁判所に訴えを起こした騒動だ。
彼は最近、GP2マシンに乗ってピレリのタイヤテストを行なっている。そしてこのほど彼らと正式に契約、F1タイヤ開発で一翼を担うことになった。
ヴァン・デル・ガルデはオランダ『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に、次のように語っている。「多くの距離を走る意味では、いい仕事だよ」
スペイン・バルセロナで行なった例のテストについては、こう話す。「僕のフィードバックに喜んでくれた。彼ら(ピレリ)の計測データともピッタリだった」
「タイヤ開発にはドライバーの手腕が問われる。ピレリには腕のいいドライバーが不可欠だ」
ヴァン・デル・ガルデはレース活動の続行にも意欲を見せる。12月には、やはりスペインのヘレスでDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)のテストに参加する予定だ。