フォース・インディアのチーム代表を務めるビジェイ・マリヤが、そう遠くない将来に引退する可能性を示唆した。
かつては大富豪として知られていたインド出身のマリヤだが、事実上経営破たんに陥ったキングフィッシャー航空を始め、その事業は陰りを見せており、財政的には厳しい状況に置かれてしまっている。
現在59歳のマリヤは、アストンマーチンや洋酒メーカーのジョニー・ウォーカーとの間で実質的なチーム売却交渉を行っていることを認めている。
そのマリヤは25日(水)にインドのメディアに次のように語った。
「まだ引退するつもりなどないよ。だが、以前言ったように、60歳になれば、人生をもっと楽しむことも考え始めなくてはならないと思っているんだ」
「だから、そのことを考えたって悪くないだろう?」
マリヤは、今年の12月18日に60回目の誕生日を迎える。