アストンマーチン、F1参入を見送りか

アストンマーチンがフォース・インディアと組んでF1に参入するようだと報じられていたが、どうやらこの計画は棚上げされることになりそうだ。

フォース・インディアのチーム代表兼マネジングディレクターであるビジェイ・マリヤは、2015年のF1第17戦が行われたメキシコにおいて、フォース・インディアがイギリスの高級車メーカー、アストンマーチンとの間で名称使用契約を結ぶための交渉を行っているようだとの報道を認め、次のように語っていた。

「話し合いは行っている。だが、まだ何も確定していない」

その数日後には、かつて2度F1チャンピオンとなった元F1ドライバーのミカ・ハッキネンが、「アストンマーチンというブランドはF1にすごくよく合うと思う。だからこれが実現することを期待しているよ」と語っていた。

だが、関係者が『Sky News（スカイ・ニュース）』に語ったところによれば、取締役会を経て、アストンマーチンがフォース・インディアとの契約を見送ることになったという。

その関係者は次のように語っている。

「明らかにそうすることはないだろう。少なくとも、2016年にはね。だが、将来的には間違いなく再検討されることになるだろう」