最近、2016年シーズンに向けてホンダF1パワーユニットが大きくパワーアップを果たしたと報じられたほか、マクラーレンの2016年型車も進化を遂げてくるようだとうわさされている。
こうしたマクラーレン・ホンダに関する前向きな情報が伝えられる中、2016年シーズンに向けて海外のブックメーカーの間ではマクラーレン・ホンダのドライバーに対する賭け率も上昇してきているようだ。
ブラジルの『UOL(ウニヴェルソ・オンライン)』によれば、フェルナンド・アロンソが現在2016年のF1チャンピオン候補4番手にリストアップされているという。
ちなみに、アロンソより上位にランキングされているのはメルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグ、そして3位がセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)となっている。そのチームメートのキミ・ライコネンがアロンソと同点で4位タイ。その下にウィリアムズとレッドブルのドライバーたちが続いている。
だが、2015年にマノー・マルシャのドライバーを務めていたスペイン人ドライバーのロベルト・メリーは、同郷の先輩ドライバーであるアロンソが2016年にF1タイトルを狙えるかどうかは分からないと語っている。
「これは僕の意見だし、僕が間違っているかもしれない。彼ら(マクラーレン・ホンダ)は最後のレースで大きく進歩したと言われているけれど、それでもベストにはほど遠いものだった」
母国スペインの『El Confidencial(コンフィデンシアル)』にそう語ったメリーは、次のように付け加えた。
「2、3戦は様子を見てみないとね」