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【SUPER GT予選】日産GT-R、開幕予選で3位獲得

2016年04月10日(日)11:44 am

2016年のSUPER GTが、岡山国際サーキットで幕を開けた。4月9日に行われた公式予選で、#1 MOTUL AUTECH GT-R(松田次生/ロニー・クインタレッリ)は3番グリッドを獲得した。

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■SUPER GT 2連覇の最強ニスモ

昨年・一昨年と連覇を達成したNISMOは、最強のチームパッケージを継続。岡山・富士と2回の公式テストを経て開幕戦に臨んだ。

予選日は薄曇りながら午前中の気温が17℃と暖かなコンディションだ。

午前9時から行われた公式練習では、#1 GT-R1分19秒294で6位につけた。順位は中団にとどまっているが、トップとの差はわずか0.27秒。トップから1秒以内に11台がひしめき、初戦から僅差の戦いとなることが予想された。

■予選結果は3位

午後3時10分、GT500のQ1がスタート。路面温度も30℃を超え、3月の公式テストとは大きくコンディションが異なる中、Q1を担当した松田は計測3周目で全体のトップタイムをマークした。すぐに他車にタイムを更新されたが、2度目のアタックでコースレコードに肉薄するタイムを記録し逆転。最終的には昨年のコースレコードを更新する1分18秒918をマークし2番手につけ、Q2進出を果たした。

Q1終了から30分後、Q2がスタートした。この30分で雲が増したことで路面温度が低下し、各車、タイム更新がさらに進んでいったが、#1 GT-Rもクインタレッリが1分18秒372と、Q1での全体ベストタイムを大きく上回るタイムで暫定2番手につけたが、1台がクインタレッリのタイムを上回り、#1 GT-Rの予選結果は3位となった。

■#1 ドライバー 松田次生

「アタック中のセクター2で少しワイドに膨らんでしまい、タイムをロスしたかなと思います。クルマのフィーリングはいいですね。明日は、タイヤの“もち”がカギになると思います。

勝てるような状況になれば、勝ちに行きたいですね。チャンスがあればそれを掴みに行って、あとは守る。そんなレースができればいいと思います」

■#1 ドライバー ロニー・クインタレッリ

「岡山はテストも苦労していたので、今回も苦戦するだろうという予想をしていたのですが、いいポジションに来ることができて嬉しいです。まだクルマ的に足りていない部分もありますが、テストの時と比べると十分進化してきたと思います。

天候も味方してくれたし、NISMOもミシュランも頑張った結果です。明日は、まずはちゃんと完走することでさらなる課題も見えてくると思います。いいレースができるように頑張りたいと思います」

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