LEXUSは、国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2016」において、“Anticipation”(予見)をテーマに制作された4つのプロトタイプ作品の中から、AMAMの「AGAR PLASTICITY - A POTENTIAL USEFULNESS OF AGAR FOR PACKAGING AND MORE」をグランプリに決定した。
■受賞作品は「寒天からつくられた梱包資材」
受賞者AMAMの作品「AGAR PLASTICITY - A POTENTIAL USEFULNESS OF AGAR FOR PACKAGING AND MORE」は、寒天からつくられた梱包資材。使用後も土壌の保水力を向上させる効果や、海に流れた場合も天然素材のため海洋生物を害さないなど、環境保全に考慮した新しい資材。
■世界最大のデザイン展「ミラノデザインウィーク」にて展示
「AGAR PLASTICITY - A POTENTIAL USEFULNESS OF AGAR FOR PACKAGING AND MORE」は、その他の入賞11作品と共に、世界最大のデザインエキジビション「ミラノデザインウィーク」でLEXUSが出展する「LEXUS - An Encounter with Anticipation」において展示される。
世界73カ国から1,232作品の応募があり、審査は世界で活躍する著名なクリエイターで構成された審査員により行われた。
また、「LEXUS - An Encounter with Anticipation」は2016年4月12日(火)~17日(日)の期間、ミラノ市内・トルトーナ地区の「スパツィオ・レクサスートルネリア」で開催され、LEXUSのクラフトマンシップと技術力、デザインフィロソフィーの体験を提供する。
展示は世界が注目する若きデザイナーズデュオのフォルマファンタズマ(Formafantasma)と、新進気鋭のシェフ徳吉洋二氏の両者がLEXUSとコラボレーションすることで、新たなデザインの可能性を創造し、来場者に驚きと感動を提供する。
■「LEXUS - An Encounter with Anticipation」概要
“Anticipation”(予見)をテーマに、予期せぬ驚きと感動の体験を提供する空間。フォルマファンタズマがLEXUSのものづくりへの誠実さや先見性を表現するため、東京モーターショー2015で発表した、次世代フラッグシップコンセプトカー「LEXUS LF-FC」をインスタレーションの中核に据えた3つのエリアで構成。
■エリア1 クラフトマンシップとの出会い
エリア1では、LEXUSの高品質な車を生み出すクラフトマンシップとの出会いを創出。
LEXUS LF-FCと同じ塗装工程により匠の技で仕上げられた16脚の美しいスツールが来場者を出迎え、色の質感や深み、なめらかな手触りから、技術力の高さを体感することができる。
また、「LEXUS DESIGN AWARD 2016」で、グランプリに選ばれたAMAMの“AGAR PLASTICITY - A POTENTIAL USEFULNESS OF AGAR FOR PACKAGING AND MORE”を含む、4つのプロトタイプ作品および8つのパネルで、入賞した全12作品を展示。
さらに「LEXUS DESIGN AWARD」をきっかけに世界で活躍する過去受賞者の一部作品もあわせて展示し、次世代のクリエイターたちのオリジナリティ溢れる世界観に触れることができる。
■エリア2 予期せぬテクノロジーとの出会い
エリア2では、LEXUS LF-FCのデザインを予期せぬ方法で形にした、テクノロジーとの出会いを創出する。日本の障子から着想した壁が織りなす空間の中央に、無数の糸で形作られたLEXUS LF-FCの三次元イメージが変形しながら姿を現す。
■エリア3 次世代イノベーションとの出会い
エリア3では、フォルマファンタズマと徳吉洋二氏のコラボレーションにより、LEXUS LF-FCの動力源である“水素”から着想した体験型インスタレーションでLEXUSならではの、先進的かつ革新的なおもてなしの思想を体験することができる。
具体的には、水のみを排出して発電するクリーンテクノロジーを動力源として利用した、キネティックライトのインスタレーションで燃料電池テクノロジーの先進性を表現するほか、徳吉洋二シェフによる独創的な味覚体験を同エリアで提供する。
■5月には南青山で展示
なお、「LEXUS - An Encounter with Anticipation」の一部は、ミラノへの出展後、東京・南青山のINTERSECT BY LEXUS - TOKYOで5月に凱旋展示を予定している。
■美女がデザインに触れる動画