テスラはモデルSのデザインを刷新し、日本での納車を開始した。モデルSは元来マラソンランナーのパフォーマンスと効率を体現するタイムレスな美しさを目指してデザインされている。
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今回の刷新では、黒いフロントグリルを外し、特徴のあるテスラの「T」エンブレムを強調したボディカラーと同色のフロントデザインを採用した。
ボディカラーのサイドロッカーパネルは、パフォーマンスを重視したクルマの美しさを際立たせ、スマートになったリアディフューザーのデザインはパフォーマンスと効率を向上する。
■ヘッドランプはフルLED
さらにヘッドランプはフルLEDとなり、オプションでアダプティブにすることも可能だ。新しいデザインには、夜間の視界を向上する14LED 3ポジション・ダイナミック・ターニングライトが採用され、特徴的な拡散型LEDシグネチャーライトブレードとインテグレートターンシグナルにより、さらにスタイリッシュになった。
■汚染物質を99.97%排除するフィルターは、他の高級自動車の2倍
インテリアには、モデルXで提供しているテスラHEPAフィルターをモデルSのオプションで選べるようにした。テスラのHEPAエアフィルトレーションシステムは、自社テストによると他の高級自動車用フィルターの2倍も効果的だという。車内の空気から少なくとも99.97%の微粒子状汚染ガスと、アレルギー源、バクテリアや他の汚染物質を事実上完全に排除する。
■より高速充電が可能に
また、モデルSに標準装備される充電器が40アンペアから48アンペアにアップグレードされ、高アンペアの充電源に接続した際、より高速な充電が可能になった。
新しいデザインのモデルSは、5月21日よりテスラ青山で展示を開始している。
■週20ものソフトウェアアップデート
モデルSには平均で週20ほどの改善がなされるという。そのほとんどは、あまり目立たない小さなものだというが、過去のソフトウェアアップデートでモデルSはより速く、スマートになり、さらには安全機能や便利機能を拡充してきた。
テスラはクルマを改良し続け、電気自動車の普及とオーナーシップ・エクスペリエンスを向上させ、石油依存の社会から再生可能エネルギー主導への移行を加速していく。
■テスラモバイルアプリの紹介
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