先日、F1オーナーがリバティ・メディアへ変更されると発表され、現代F1ビジネスを築き上げてきたバーニー・エクレストンがCEOに3年間留まる契約を交わした。リバティ・メディアは、21世紀フォックスの副会長を務めるキャリーをF1の会長職に指名している。
そのキャリー会長とエクレストンCEOは、F1第15戦が開催されたシンガポールに姿を見せていたが、この2人の間には明らかに緊迫感が漂っていたと報じられている。
■エクレストンの後継者にアガグといううわさも
85歳と高齢のバーニー・エクレストンの後継者問題はもう長いことうわさされ続けているが、多くの者がエクレストンの功績を称えつつ自ら噂を否定する形で“辞退”してきた。
そんな中、興味深い“つながり”に注目されている。
フォーミュラEの共同オーナーであるリバティ・グローバルは、最近F1オーナーとなったリバティ・メディアと姉妹関係にあるのだ。
株主が同じことから、バーニー・エクレストンの後継者にフォーミュラEのCEOアレハンドロ・アガグの名前がうわさで浮上してきた。
これについて聞かれると、アガグは次のように答えている。
「何が起きるかは分からない。リバティー・メディアとリバティー・グローバルは別会社だが、株主は同じだからね。しかし、実際のところ何の話もないよ」