11月6日(日)中国の上海国際サーキットで、FIA世界耐久選手権(WEC)第8戦上海6時間レースの決勝が行われ、TOYOTA GAZOO Racingの2台のTS050 HYBRIDが2位、3位表彰台を獲得した。
●今季初の表彰台 中嶋一貴「チームのおかげで再び表彰台に」/上海6時間レース
■TS050 HYBRID #6号車:(小林可夢偉、ステファン・サラザン、マイク・コンウェイ)
決勝: 2位、195周、ピットストップ7回、スターティンググリッド:4番手、最速ラップ(1分46秒822)
■小林可夢偉「タイムを取り戻すべく全力で走った」
「今日のレースには満足しています。レースの不運を考えれば2位は良い結果です。予期せぬトラブルで失ったタイムを取り戻すべく全力で走りました。我々のTS050 HYBRIDは調子が良く、コース上の周回遅れをかわすのもとても上手く行きました。
チーム一丸となってシーズンを通して懸命の改良を続けてきただけに、トヨタの2台が揃って表彰台に上るのを見るのは嬉しいものです。この調子を維持し、良い結果でシーズンを締めくくりたいと思います」
■ステファン・サラザン「チャンピオン獲得の可能性は残っている」
「富士に続いての連勝はかないませんでしたが、良いレースでした。我々のTS050 HYBRIDは週末を通して素晴らしい速さを見せました。不運にも2度のタイヤのパンクに見舞われてしまいましたが、パンクしていなかったとしてもどうなったかは誰にも分かりませんし、今日の結果に満足しています。
まだチャンピオン獲得の可能性は残っています。17ポイントは決して容易な差ではありませんが、我々のTS050 HYBRIDには速さがあるので、最後まで全力を尽くします」
■マイク・コンウェイ「上位争いが出来たのはチームの努力のおかげ」
「全体的に順調な一日で、また表彰台に乗れたのは最高です。2度にわたってパンクに見舞われたのは残念でしたが、チームの素晴らしい対応のおかげで、今日のレースでは最良の結果が得られたと思います。最後まで上位争いが出来たのはチーム全員の努力のおかげです。そして、#5号車が表彰台に上がれたことは、彼らだけでなくチームにとっても良い結果でした」