フェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)は、今年もデッキチェアに座ることになってしまった。しかし、今年はデッキチェアで日向ぼっこをすることなく『テレビクルー』に挑戦した。
フリー走行2回目、アロンソに「クルマを止めろ」という無線が飛んだ。パワーユニットのトラブルが発生してしまった。
最初のS字のコースアウト側にクルマを止めたアロンソは、しばらくコースサイドで他のクルマの動きを見ていたが、石蹴りをするなど暇を持て余している様子がたびたび映し出されていた。
■アロンソ、テレビクルーに挑戦
そして残り5分、近くのテレビカメラクルーのデッキチェアを拝借し、さらにインカムまで借りて自らテレビカメラを操作した。しかし、アロンソが撮影した映像はぶれてしまい、S字を走行するF1カーをうまく捉えることができなかった。
その“カメラマン”アロンソの姿を別のカメラが映し、それをモニターで見ていたアロンソはカメラに向かって手を合わせ「ゴメン」と苦笑いで謝っている。
■デジャブ?やっぱり今年も・・・
ホンダF1プロジェクトリーダーの長谷川はレース前、「昨年は、土曜日の予選でフェルナンドのパワーユニットに問題が発生し、コース上での活躍以上にソーシャルメディアが盛り上がってしまいましたが、今年は我々の一年の進化をブラジルのファンの皆さまに見ていただきたいと思います」と語っていたが、今年もSNSで盛り上がりそうだ。
●【画像】昨年、デッキチェアで休むアロンソ
●【画像】アロンソがデッキチェアで休む様子をコラージュした画像
マクラーレンはTwitterで次のようにツイートしている。「Deckchair deja vu...(デッキチェア、デジャブ...)」
●【動画】フェルナンド・アロンソ、今年はデッキチェアに座って『TVクルー』に挑戦(0:46)
WATCH: When @alo_oficial became an #F1 cameraman >> https://t.co/uwuENJGvUS #BrazilGP pic.twitter.com/nAModG3X3F
— Formula 1 (@F1) 2016年11月11日