メルセデスAMG代表のトト・ヴォルフは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がコース上で魅せたパフォーマンスに「物理学を再定義しなければ」と語った。
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レース前、父親のヨス・フェルスタッペンに電話をかけ、「マックスがタイトル争いに絡まないよう」父から伝えてくれ、という話題が物議を醸していた。これを聞いたレッドブルのヘルムート・マルコ博士は「レースをしたくないなら、(レース開始前の)11時から自分たちだけでレースをすればいい」とヴォルフの同僚ニキ・ラウダに申し伝え、大きな話に発展していった。ヴォルフは、ただ電話をかけておしゃべりをし「ヨスがレースに復帰してくれ」という冗談も交えていたようだ。
レッドブルのフェルスタッペンを脅威と見なしていることが伝わってくる話だが、そのトト・ヴォルフはレース後、タイトル争いをしているニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)に果敢に挑み、コース上で数々の素晴らしいオーバーテイクショーを魅せてくれたフェルスタッペンの走りを絶賛した。
『AUTO SPORT』によると、トト・ヴォルフは「フェルスタッペン・ショーだ!本当に信じられないようなドライビングだったし、素晴らしいエンターテインメントだった。物理学を再定義しなければね」と絶賛したという。
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