マクラーレンは、メルセデスAMG技術部門のエグゼクティブディレクターであるパディ・ロウがチームに復帰するといううわさを否定している。
54歳のロウは、2013年まで20年にわたってマクラーレンに在籍していた。
メルセデスAMGとロウの契約は今年いっぱいで切れるが、契約延長の交渉はF1シーズンが終わった今もまとまっていない。そのため、メルセデスAMGを離れるのではないかとうわさされている。
ロウの移籍先としてはフェラーリが有力と見られていたが、最近になってイタリアメディアはマクラーレンに復帰するのではないかと伝えている。
しかし、マクラーレンの広報担当者は次のように否定した。
「パディを再び雇用する計画は一切ない。現在、技術部門を率いているマネジメントチームに完全に満足している」
ロウについては、F1キャリアを始めたウィリアムズに復帰するのではないかという見方もある。また、メルセデスAMG技術部門トップの座は、7月にフェラーリを離れたジェームス・アリソンが引き継ぐと言われている。