先日発表されたF1エントリーリスト暫定版で、ストフェル・バンドーン(マクラーレン・ホンダ)はカーナンバー2を選んだ。
■今年はカーナンバー47だった
2016年、開幕戦で大クラッシュをしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン・ホンダ)に代わり、第2戦バーレーンGPで突然のF1デビュー。そしていきなり10位入賞を果たした。その際に付けていたカーナンバーは47だった。(●【マクラーレン・ホンダ】バンドーン「チャンスをフルに生かして実力見せた」/F1バーレーンGP決勝)
■カーナンバー2はフォーミュラデビュー年に初王者を獲得した番号
バンドーンは、SNSで「来年はカーナンバー2に戻るよ!」と写真とともに投稿していた。その写真は2010年F4ユーロカップ1.6シリーズ時代の画像だ。当時18歳でカートからフォーミュラカーにステップアップしたばかりのルーキーだったが、14戦6勝、2位表彰台は3回獲得、ポールポジションは3回獲得して、見事チャンピオンを獲得している。そのときのカーナンバーが2というわけだ。
なぜカーナンバー2を選んだのか?という質問に対して、ストフェル・バンドーンは次のように語った。
「僕はカーナンバー2を選んだけど、2010年F4ユーロカップ1.6シリーズでシングルシーターのレースを始めた時に最初につけていたナンバーなんだ。
僕がそのナンバー(2)を選んだわけじゃなく、(主催者から)与えられただけなんだけど、僕にとって良い一年だったよ。たくさん優勝したし、表彰台にも何度も上った。だから、僕にとってポジティブな想い出があるんだ」
縁起の良い数字とともに、ストフェル・バンドーンのF1がスタートする。
●【一覧表】FIA、2017年F1エントリーリスト発表 バンドーンのカーナンバーは?トロロッソが何かを計画中