トヨタとダイハツ、新たな仕事の進め方を構築へ 社内カンパニーを1月発足

2016年12月15日(木)13:39 pm

トヨタ自動車(株)(社長 : 豊田章男、以下、トヨタ)とダイハツ工業(株)(社長 : 三井正則、以下、ダイハツ)は、2017年1月1日付で新興国小型車カンパニーを正式に発足する。

この社内カンパニーのChairman(会長)にはダイハツ取締役社長の三井正則氏、President(社長)にはトヨタ常務役員の小寺信也氏が就任するという。

■狙いは?
新興国を第一に考え、従来の常識、ルールに捉われることのない新たな仕事の進め方を構築していくことだという。そして、ダイハツの良品廉価なものづくりをベースとした競争力のある「もっといいクルマ」を市場に投入していく。

■カンパニー内に3部門+1企業

カンパニー内には『新興国小型車商品・事業企画部』、『新興国小型車製品企画部』と『新興国小型車品質企画部』の3部を設置。また、「トヨタ モーター アジア パシフィック エンジニアリング アンド マニュファクチャリング(株)(以下、TMAP-EM)」の名称を「トヨタ ダイハツ エンジニアリング アンド マニュファクチャリング(株)(以下、TDEM)」に変更し、本カンパニーに属する事業体とする。

■トヨタブランド車の強化

トヨタとダイハツ両社にまたがる『新興国小型車商品・事業企画部』は、新興国におけるトヨタブランド車のラインナップや全体戦略の立案など、商品・事業全般に関する企画業務を行う。

新興国向け小型車の製品開発は、基本、ダイハツが担当する。しかし、カンパニー内の『新興国小型車製品企画部』と『新興国小型車品質企画部』が、トヨタブランド車としての最終的な開発・品質責任を担う。

また、従来、TMAP-EMは、トヨタの現地生産車種の開発、調達、生産準備支援機能を果たしてきたが、本カンパニー設置にあたり、ダイハツ主体の新興国向けの小型車づくりを支援する機能も担うことになる。なお、2017年1月より社内の新たな体制を順次整えていく。

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