2017年にはベルギー出身のストフェル・バンドーンがマクラーレン・ホンダからF1フル参戦を開始することになる。
■バンドーンに期待されるフェルスタッペン同様の活躍
同じベルギー出身の伝説的元F1ドライバー、ジャッキー・イクスは、2015年のGP2チャンピオンである24歳のバンドーンが大きな活躍を見せてくれることを期待していると『Le Soir(ソワール)』に次のように語った。
「オランダではマックス・フェルスタッペン(レッドブル)人気がすごいが、ベルギーでもストフェルが同じような状況を作り出してくれることを期待しているよ」
■そのために必要なのはアロンソに勝つこと
だが、F1では通算8勝を飾り、有名なル・マン24時間レースも6度制したことがある71歳のイクスは、バンドーンがその存在感を示すためにはチームメートとしては最悪だと言うべきフェルナンド・アロンソに打ち勝つことが必要だと付け加えている。
■セーフティカールールの見直しを期待するイクス
一方、イクスは、2017年にはシャシーやタイヤのレギュレーションや、セーフティカー出動時のルールが変わることでF1が改善されることも期待していると次のように続けた。
「F1ばかりでなくモータースポーツ全体がファンの期待に応えることに苦労している」
「ファンはショーとヒーローを身に来るんだ。雨が降っているからといって果てしなくセーフティカーの後ろで走り続けるF1カーを見るためではなくね」とイクスは付け加えた。