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ザック・ブラウン「マクラーレンはF1株式取得に興味あり」

2017年01月13日(金)5:33 am

F1の新オーナーとなることが決まっているアメリカのリバティ・メディアは、F1チームにもF1株式を取得させるという考えを示し、多くのF1チームがその方針を歓迎する意向を示していた。

だが、最近になって、リバティ・メディアは最大22%までの株式をF1チームたちに取得させることを計画しているものの、意思決定にかかわる投票権は与えない方針であることが明らかとなった。

株式を取得して共同オーナーに名前を連ねたとしても、実際に意思決定に参加する権利が与えられないということになれば、F1チームとしても出資するメリットが本当にあるのかどうか、今後は慎重な姿勢になるのではないかと考えられている。

■F1に出資できるのは素晴らしいこと

だが、長年最高権威の座にいたロン・デニスの失脚を受け、新たにマクラーレンのエグゼクティブディレクターに迎え入れられたザック・ブラウンは、マクラーレンとしてはF1株式の取得にまだ興味を抱いていると語っている。

「我々は、リバティがチームに出資機会を与えるのは素晴らしいことだと考えている」

『SportsBusiness Daily Global(スポーツビジネス・デイリー・グローバル)』にそう語ったブラウンは、次のように付け加えた。

「我々は現在それについて検討を行っているところで、最終的には株主たちが判断することになるだろう」

■今後のF1運営にはいろんなやり方が考えられる

さらに、株式を取得したとしても重要事項を決定する際の投票権が与えられないことに問題はないのかと質問されたブラウンは、次のように答えた。

「これは経済的な投資に関する判断なんだ。私は、このスポーツの運営管理に関しては今後多くの異なるやり方が考えられると思っている。投資を行い重役としてのシートを確保するのもひとつの方法だろう。だが、それが唯一の方法というわけではないよ」

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