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モンスターマシンに備えよ、全サーキットにFIAが改修を要請

2017年01月15日(日)20:14 pm

新シーズンのスピードアップに備えて、F1を開催する全サーキットが改修を求められることになった。

1周5秒程度のスピードアップを目標に、2017年から車両規格が大きく変わった。タイヤ幅が広がり、ダウンフォースが増えることで、コーナリングスピードが上がると予想されている。

F1を統括するFIA(国際自動車連盟)で安全面の責任者を務めるローラン・メキーズは、F1を開催するすべてのプロモーターに改修の必要な場所を通達していることを明らかにした。『Reuters(ロイター通信)』が伝えている。

FIAは、全チームにシミュレーションデータを提出させ、それを元に全コースの走行をシミュレートした。すると、コーナリングスピードが時速40キロも上がる場所があったという。

「すべてのサーキットが、この作業を元に出した必要な改善点についてFIAから通達を受けている」とメキーズは話している。

通達はレースの開催順に行っており、開幕戦オーストラリアGP(3月26日決勝)に関しては、既に必要な対処が取られているという。

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