メルセデスは16日、F1から電撃引退を発表したニコ・ロズベルグの後任として、バルテリ・ボッタスが加入すると正式に発表した。
ニコ・ロズベルグが電撃引退という衝撃をF1界に与えてから45日が経過した。メルセデスはコンストラクターズチャンピオンシップを守るべく、ワールドチャンピオンを3回獲得しているルイス・ハミルトンのチームメートをどう埋めればいいのか悩み抜いた。
16日の朝、メルセデスは詳細な審査、審議、交渉という6週間を経て、バルテリ・ボッタスと契約を交わした。シルバーアローとともにF1を戦う歴代11人目のドライバーが誕生した瞬間だ。バルテリ・ボッタスは、F1で4シーズンをウィリアムズで過ごし、これまで77回のレースに出場、9回の表彰台を獲得している。
トト・ヴォルフは「現代のシルバーアローのためにレースをする4人目のドライバーを紹介したい」と語り、横にはメルセデスAMGの真新しいシャツを着たバルテリ・ボッタスがそこにいた。
「バルテリは生真面目な男だ。気取らず、正直で、とても意欲的だ。正直言って、バルテリは我々に最適だ」