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F1チームは株式取得に消極的との報道

2017年01月20日(金)17:58 pm

17日(火)にアメリカのリバティ・メディアが、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)からF1の新オーナーとなることが正式に承認されたことが明らかとなった。

そのリバティ・メディアは、自分たちが正式にF1筆頭株主となった後、その一部をF1チームたちに譲渡する計画を立てていることが明らかとなっている。だが、伝えられるところによれば、リバティ・メディアではF1チームたちに株式の20%を限度として好条件で譲渡する方針であるものの、F1チームたちには株主としての投票権は与えられないことになるようだ。

F1チームがリバティ・メディアからF1株式を買うかどうかの決定は、1月末までに行う必要があるとされている。

マクラーレンのエグゼクティブディレクターに就任したザック・ブラウンは、株式取得に前向きな意向を示したと伝えられている。だが、レッドブルとトロロッソの2チームのオーナーであるディートリッヒ・マテシッツは、「株を買うべきかどうか、正直に言って分からない」と語ったことが報じられている。

そして、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』がこのほど報じたところによれば、18日(水)にF1のストラテジーグループやF1委員会に参加するためにジュネーブを訪れていたF1チームの代表者たちが、F1株式取得に消極的な姿勢を示したという。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、匿名ながら、あるトップチームの関係者が次のように語ったと伝えている。

「今後の方向性やF1のマーケティングへの影響力を持てないのであれば、我々にとって株を買うことはそれほど魅力のあることではないよ」

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