フォース・インディアのチーム代表であるビジェイ・マリヤに、F1チームを資金洗浄に利用したという嫌疑がかかっているようだ。
かつてキング・フィッシャー航空を運営するなど、世界的大富豪として知られたインド出身のマリヤだが、近年では法的問題を抱えて厳しい立場に置かれている。
現時点ではイギリス当局からパスポートも没収され、イギリス国外へ出ることもできない状態となっている。
そのマリヤが3日(火)に逮捕されたと伝えられている。
マリヤは8万ドル(約900万円)を支払ってすぐに保釈されたものの、イギリスの『Bloomberg(ブルームバーグ)』は、マリヤは管轄する裁判所で今回の容疑についての説明を受けたと伝え、「彼(マリヤ)は11月20日(月)にまた裁判所に戻ってくることになる」と付け加えている。
さらに、『Bloomberg(ブルームバーグ)』は、今回の逮捕容疑にはフォース・インディアの運営を利用して資金洗浄を行ったことも含まれていると報じている。
この報道について質問を受けたマリヤは、「(裁判所で)すべて聞いていただろう」と答え、次のように付け加えた。
「申し立ての多くはとほうもないものだし、みなさんも次の聴聞の際に間違いなくそれを耳にすることになるだろう。私が裁判所で何を言おうと、メディアにそれを繰り返して話す必要などないよ」