フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がひそかに2019年にフェラーリに復帰することを目指しているかもしれない。
現在、アロンソは表向きにはマクラーレンに在籍していることに満足していると語っている。だが、2014年シーズン限りでフェラーリを離脱して以来1勝もあげることができていない。
昨シーズン限りでホンダとの関係を解消して今年からルノーPUにスイッチしたマクラーレンだが、ここまでのところメルセデス、フェラーリ、そしてレッドブルといったトップチームたちと戦えるだけのパフォーマンスが発揮できていないのは明らかであり、アロンソの忍耐も限界に近づきつつあるようだとの見方もある。
■ブリアトーレがフェラーリに接触とのうわさ
そんな中、今季のF1第6戦が開催されている今週末のモナコにおいてアロンソに関する新たなうわさがささやかれ始めている。
それは、現在もアロンソのマネジメントに関与している元F1チーム代表のフラビオ・ブリアトーレが、前戦スペインGPの舞台となったバルセロナでフェラーリ関係者と会議を行っていたらしいというものだ。
■アロンソとの交渉本格化は夏だとマクラーレン
モナコでアロンソの今後の去就について質問を受けたマクラーレン・レーシングCEOのザック・ブラウンは次のように答えている。
「我々の状況はみんなと同じだと思っているよ」
「我々はみんな自分たちのドライバーたちと話をするし、恐らくほかのあらゆるチームのドライバーたちともある程度の話はしているだろうね」
「我々は今ヨーロッパに戻ってきている。そして、フェルナンドと我々の交渉が本格的に行われるようになるのは通常夏になってからなんだ」
そう述べたブラウンは次のように付け加えている。
「彼は自分がどうしたいのかということについて近いうちに我々に知らせてくれると思っているよ」