開催に向けて懸念が報じられていた来週末のF1第21戦ブラジルGP(13日決勝)だが、どうやら無事に開催される目処が立ってきたようだ。
■F1機材が道路閉鎖で足止めと伝えられていたブラジル
大統領選挙で現職のジャイル・ボルソナロが元大統領のルラに敗れたと報じられて以来、ブラジル国内で大規模な抗議行動が起こっており、ほぼ400か所で道路封鎖が行われていると伝えられている。
こうした中、2日(水)にはF1チームの機材を積んで空港からサンパウロ郊外のインテルラゴスに運ぼうとしているトラックがこの混乱に巻き込まれ、立ち往生しているようだと報じられ、それにはフェラーリも含まれていると伝えられていた。
■機材は予定通りインテルラゴスに到着したとCBA
だが、このほどCBA(ブラジルモーターレーシング連盟)は、『Globo Esporte(グローボ・エスポルチ)』に対し、次のように語った。
「確かに、トラックの集団はヴィラコッポス(国際空港)を出発した直後に止まった。だが、それは軍警察によってすぐに解決された」
「機材は予定通りインテルラゴスに到着している」
ロシアの『Tass(タス通信)』によると、F1とFIA(国際自動車連盟)はブラジルの状況を把握しており、来週末のイベントに向けて監視を続けているという。