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【2023年F1】中国GPがキャンセルの場合ポルトガルで代替レース開催か

2022年12月02日(金)17:32 pm

F1最高責任者のステファノ・ドメニカリは今週、F1の年間レース数は2023年に予定されている24レースが限度であり、それを超えるスケジュールを組むつもりはないと語った。

■チームスタッフにとっては年間20戦が限界だとメルセデスのボス

だが、メルセデスのチーム代表を務めるトト・ヴォルフは、年間に20レースを超えるカレンダーのもとでは交替制を組むなどして、チームスタッフのケアを行う必要があると考えている。

「我々は現在それについて議論しているところだ」

ドイツの『Speed Week(スピードウィーク)』にそう語ったヴォルフは次のように続けた。

「私は、F1世界選手権は20戦を上限とし、各部門において同等の(スタッフの)入れ替えを行うことを導入したいと思う」

「その一方で、常に旅をするライフスタイルを好む従業員もいるがね」

■2023年も開催実現が不透明な中国GP

ともあれ、2023年のF1カレンダーには過去最多となる年間24戦が組み込まれている。しかし、最近の報道によれば、非常に厳しい新型コロナウイルス対策を行っていることで、4月13日に決勝が予定されている第4戦中国GPが4年連続でキャンセルされるのはほぼ確実だと言われている。

このため、2023年は計画よりも1レース少ない23戦となる可能性が高いと考えている者も多いようだ。

■ポルトガルでの代替レース開催が確定的?

だが、こうした中、ポルトガルの著名なモータースポーツ・コメンテーターであるジョアオ・カルロス・コスタが、来年は中国GPに代わってポルトガルのアルガルヴェ・サーキットで代替レースが開催されることになるだろうと語った。

ポルティマオ・サーキットとも呼ばれることがあるアルガルヴェ・サーキット(正式名称はアウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェ)は、新型コロナウイルス感染症が蔓延したことで当初のスケジュールでF1開催ができなかった2020年10月と2021年5月に代替レースを開催した実績がある。

「12月9日にボローニャで開催が予定されているFIA世界評議会の前に、細かい問題が解決されるだろう」

「ポルトガルのファンにとってはいいクリスマスプレゼントだよ」

そう語ったコスタによれば、この件に関しては「間もなく」正式発表されることになるという。

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