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【SQレポート】速い!ルクレール、最後にクラッシュも初スプリントシュートアウト最速!ペレスはフェルスタッペン超え 角田裕毅は不運なSQ1脱落・・・

2023年04月29日(土)19:00 pm

F1アゼルバイジャンGP(バクー市街地)土曜日、スプリントのスターティンググリッドを決める予選「スプリント・シュートアウト(SQ)」が開催され、シャルル・ルクレール(フェラーリ)が初のスプリント・シュートアウトで最速タイムを記録、セルジオ・ペレスとマックス・フェルスタッペン のレッドブル勢を抑えて、この後のスプリントのポールポジションを獲得した。

●【2023F1第4戦アゼルバイジャンGP】スプリントシュートアウトSQ1-SQ2-SQ3のタイム、周回数

■SQ1(12分間):サージェントのクラッシュで角田は不運な脱落・・・

12分間のSQ1は新品ミディアムタイヤの装着が義務化されている。

トップタイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)だった。

レッドブルと同じホンダRBPTのパワーユニットを搭載するアルファタウリは、角田裕毅が18番手、新人ニック・デ・フリース(アルファタウリ)は20番手で2台とも脱落した。

残り25秒のターン15でローガン・サージェント(ウィリアムズ)がクラッシュし、赤旗になった。その時点で角田裕毅はターン15をすでに通過していて、コントロールラインまであとわずかというホームストレートを走行中だったが、赤旗になったことでアタック中のタイムが消されてしまった。

それを聞かされた角田は「ノーーー!マジかよ・・・」と絶叫。もし赤旗になっていなければ15番手タイムで、SQ2進出が可能なタイムだった。

【SQ1】F1アゼルバイジャンGP
16 ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)
17 バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)
18 角田裕毅(アルファタウリ)
19 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
20 ニック・デ・フリース(アルファタウリ)

■SQ2(10分間):アストンマーティンF1は再びDRSに問題

10分間のSQ2は新品ミディアムタイヤの装着が義務化されている。

トップタイムはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)だった。

アストンマーティンF1勢は再びDRSの問題が出てしまったものの、SQ3へ進出。しかしこの後のスプリントのことを考えると、この問題は解決しておきたい。

ローガン・サージェント(ウィリアムズ)はSQ1の終盤にクラッシュしたため、SQ2は出走しなかった。

【SQ2】F1アゼルバイジャンGP
11 オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
12 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
13 エステバン・オコン(アルピーヌ)
14 ケビン・マグヌッセン(ハース)
15 ローガン・サージェント(ウィリアムズ)

■SQ3(8分間):ルクレール、暫定ポール獲得後にクラッシュ!

8分間のSQ3は新品ソフトタイヤの装着が義務化されている。

初のスプリントシュートアウト最速タイムはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、2番手はセルジオ・ペレス(レッドブル)、3番手はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だった。

最後は、ルクレールがバリアにクラッシュするという劇的な幕切れとなったが、ルクレールはすでに1分41秒697の最速タイムを記録しており、スプリントのポールポジションを獲得した。フェルスタッペンはグリップ不足に悩まされ、同僚セルジオ・ペレスにも届かず3番手となった。

メルセデスのジョージ・ラッセルはサプライズで4番手につけた。カルロス・サインツはチームメイトのクラッシュにより最終アタックが取り消されてしまい5番手。ハミルトンは6番手だった。

ウィリアムズのアレックス・アルボンは、アストンマーティンF1を抑えて大健闘の7番手。そのアストンマーティンF1のフェルナンド・アロンソは8番手、ランス・ストロールが9番手となったが、アストンマーティンF1勢は金曜日の予選から続いているDRSの問題に悩まされ、長い直線のストレートスピードが伸びなかった。ランド・ノリスはSQ3で義務化されている新品ソフトタイヤを持っていなかったためSQ3を走行しなかったが、スプリントのトップ10グリッドを確保した。

■【SQ3】F1アゼルバイジャンGP
1 C.ルクレール(フェラーリ)
2 S.ペレス(レッドブル)
3 M.フェルスタッペン(レッドブル)
4 G.ラッセル(メルセデス)
5 C.サインツ(フェラーリ)
6 L.ハミルトン(メルセデス)
7 A.アルボン(ウィリアムズ)
8 F.アロンソ(アストンマーティン)
9 L.ストロール(アストンマーティン)
10 L.ノリス(マクラーレン)
11 O.ピアストリ(マクラーレン)
12 N.ヒュルケンベルグ(ハース)
13 E.オコン(アルピーヌ)
14 K.マグヌッセン(ハース)
15 L.サージェント(ウィリアムズ)
16 G.ジョウ(アルファロメオ)
17 V.ボッタス(アルファロメオ)
18 角田裕毅(アルファタウリ)
19 P.ガスリー(アルピーヌ)
20 N.デ・フリース(アルファタウリ)

この後のスプリントでは、以下のスターティンググリッドで30分のショートレースが行われる。アルファタウリF1は昨日好調だっただけに、わずか17周でどこまで挽回できるかに注目したい。

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